個人事業主を対象とした融資はさまざまありますが、まずチェックしたいのが日本政策金融公庫と信用組合です。これらの機関では融資を行っており、カードローンなどと併せて比較検討してみると良いでしょう。
日本政策金融公庫の融資
日本政策金融公庫は、政府系の金融機関です。事業者を対象とした支援を行っており、個人事業主が利用できる融資制度を用意しています。コロナによる感染拡大などが理由で、緊急に資金が必要になったときに受けられる、セーフティネット貸付などがあります。
日本政策金融公庫は公庫なので、申請に関するハードルは低く、金利が低い点がメリットです。融資によっては、保証人を探す必要ない場合もあります。返済期間に関しても長期となっており、毎月払う金額を低く抑えることが可能です。
信用公庫・組合
銀行は大企業を主な取引先として、融資を行います。中小企業や個人事業主を対象に融資をするのが、信用金庫や信用組合です。
注意したいポイントとして、審査が厳しいという点が挙げられます。また日本政策金融公庫と比べると、金利が高くなる傾向にある点も理解しておくことが大事です。
ただ地域によって独自の制度が設けられている場合もあり、融資が必要な個人事業主はチェックをしてみると良いでしょう。カードローンやノンバンクの融資などと比較し、条件の良い融資を選択することが大事です。